Инструкция для PETZL NAVAHO SIT FAST

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NAVAHO SIT / NAVAHO SIT FAST / TOP / TOP CROLL          C79502-C (200907)

L

フォールアレスト

図11.フォールアレスト ハーネス(EN 361 2002 

適合)

墜落を止めるためのフルボディハーネス。EN 363 が定めるフォールア

レストシステムを構成する用具の1つです。 必ず EN 795 に適合した

アンカー、EN 362 に適合したロッキングカラビナ、EN 355 に適合した

エネルギーアブソーバーと併用してください。

11A. 胸部アタッチメントポイント

フォールアレストシステム(例:モバイルフォールアレスター、エネルギ

ーアブソーバー、その他 EN 363 で定められているシステム)に連結す

る場合は必ず胸部アタッチメントポイントを使用してください。 区別し

やすくするため、このアタッチメントポイントには「A」の文字が刻印さ

れています。

クリアランス: ユーザーの下の障害物のない空間

墜落した場合に途中で障害物にあたることを回避するため、ユーザーの

下には必ず十分なクリアランスを確保してください。 必要なクリアラン

スを算出する方法は、フォールアレストシステムを構成するその他の器

具(エネルギーアブソーバー、モバイルフォールアレスター等)の取扱説

明書に記載されています。

M

ロープアクセス

ロープクランプ『クロール』 

EN 12841: 2006

用途について

EN 12841 2006 に適合した『クロール』はタイプ B のロープクランプ

で、作業ロープの登高に使用します。 

注意:必ずバックアップロープにセットした、モバイルフォールアレスター

『アサップ』等のバックアップ器具と併用してください。 

ロープクランプ『クロール』は、EN 363 に準じたフォールアレストシステ

ムでの使用には適していません。

ロープの直径

EN 1891 タイプ A に適合した直径 10 ~ 13mm のセミスタティックロ

ープを使用してください。

図12.ロープのセット方法

親指と人差し指でセーフティキャッチを下に引き、外側に開いてくださ

い。 セーフティキャッチを本体部分にひっかけます。 これでカムが開い

た状態でロックされます。 

ロープを挿入します。 セーフティキャッチをロック状態から解除し、カム

がロープを押さえていることを確認してください。 

セーフティキャッチは不意にカムが解除されるのを防ぎます。

ロープの取り外し方法

器具を上にスライドさせながら、セーフティーキャッチをまず下側に、そ

れから外側に引いてください。

図13.

『クロール』の機能とその他の注意点

13A. ロープ登高

『クロール』は、作業ロープやアクセスロープを登るために使用する器

具です。 ロープ上を上方向にはスライドしますが、下方向に荷重がかか

るとロープをロックして止まります。 

歯の付いたカムがロープをロックし、器具が下方向へは動かないよう

にします。 カムには、ロープについた泥等によるつまりを防ぐためのス

ロットがあります。

13B. 『クロール』を下方向に動かす方法(例外的な状況で使

用)

『クロール』を少し上に動かすと同時に、人差し指でカムを押し、ロープ

の外皮から歯を外してください。 セーフティキャッチは操作しないでく

ださい。不意にカムを解除してしまう危険があります。

13C. 作動点検

毎回、使用前に、ロープが正しく取り付けられていること、器具が正しく

作動することを確認してください。確認作業は必ずセルフビレイをとっ

た状態で行ってください。 

『クロール』を上にスライドさせ、 スムーズに動くことを確認してくだ

さい。 また、下に引いて、器具がロープをロックすることを確認してく

ださい。

13D. 注意点

- 『クロール』のカムは、使用していないときは必ず閉じてください。カム

を開いたままにしていると、その他の器具等が挟まる危険があります。 

- 注意:カムの動きを妨げるようなものが、器具に挟まらないようにして

ください(小石、泥、雑草、スリング、衣服、塗料等)。 

- 衣服やウェビング等が、セーフティキャッチに引っかからないようにし

てください。 

- 『クロール』と吊元との間のロープは常にたるみがない状態でなけ

ればなりません。 ユーザーは常に吊元よりも低い位置で作業をしてく

ださい。 

- ロープによる衝撃吸収: 

墜落が起こった際に衝撃を吸収するのはロープです。 ロープの衝撃吸

収力は吊元に近づくにつれて下がり、最終的にゼロになります。 

- とがった角やざらざらした壁面など、ロープを傷つける可能性のあるも

のとロープが接触しないようにしてください。 

- 『クロール』が、ロープにセットされた状態でスムーズに動くことを確認

してください。 動きを妨げるものがないよう注意してください(例:ロー

プの結び目、磨耗した箇所等)。 

- ロープの末端にストッパーノットを結ぶことを忘れないでください。

図14.ロープ登高

- 作業ロープ: 『クロール』と、フットループを取り付けたハンドル付ロー

プクランプ(『アッセンション』等)を使用します。 必ずハーネスとハンド

ル付ロープクランプをランヤードで連結してください。 

- バックアップロープ: モバイルフォールアレスター『アサップ』等のバッ

クアップ器具を使用してください。

N

ギアループの最大許容荷重

O

一般注意事項

被着体について: アタッチメントポイント / コネ

クター

適していない用具に連結した場合、カラビナが偶発的に外れる、壊れ

る、または併用する用具の安全機能を損なうといった危険性がありま

す。 

警告:ハーネスのアタッチメントポイントは、コネクターのゲートに、てこ

の作用を起こす可能性があります。 

カラビナの位置が不適切で、突然ロープにテンションがかかったり、カラ

ビナのゲートに衝撃が加わった場合、ロッキングシステムが壊れ、ゲー

トが開いてしまう可能性があります。 

このような危険を低減するために、システム(ランヤード、ディッセンダ

ー等)にテンションがかかる度にコネクターが正しい位置にあることを

確認してください。 

また、使用しているコネクターがハーネスのアタッチメントポイントに適

していることを確認してください(形、サイズ等)。不適切な向きや位置

になりやすいコネクターは使用しないでください。

EN 365: 警告

適合性

この製品がお手持ちの用具と併用できることを確認してください。それ

ぞれの製品の取扱説明書を読んで下さい。 

警告:複数の器具を同時に使用する場合、1つの器具の安全性が、別の

器具の使用によって損なわれることがあります。 

もしこの製品の適合性に関して疑問点があれば(株)アルテリアにご相

談ください。

支点: 高所作業

システム用の支点はユーザーの体より上にとるようにしてください。支

点は、最低でも10 kNの破断強度を持ち、EN 795 基準を満たしていな

ければなりません。

レスキュープラン

- ユーザーは、この製品の使用中に問題が生じた際にすみやかに対処

できるよう、レスキュープランとそれに必要となる装備をあらかじめ用意

しておく必要があります。 このため、ユーザーは必要となるレスキュー

技術を習得しておく必要があります。

コネクター

- カラビナは必ずゲートがロックされた状態で使用してください。 ゲート

を指で押し、ロックされていることを確認してください。 

コネクターは、それぞれ付属の取扱説明書に従って点検してください。

その他

- 警告、危険:この製品を、ざらざらした箇所や尖った箇所にこすりつけ

ないようにしてください。 

- ユーザーは、高所での活動が行える良好な健康状態にあることが必要

です。 警告: 動きの取れない状態のまま吊り下げられると、ハーネスを

着用していても重度の傷害や死に至る危険性があります。 

- 製品に記載されたマーキングが、使用期間中識別できる状態にあるよ

う注意してください。 

- この製品を使用する作業方法が、地域の行政機関が定める規則や基

準に適合していることを確認してください。 

- 併用するすべての用具の取扱説明書もよく読み、理解してください。 

- 取扱説明書は、製品と一緒にユーザーの手に届かなければなりませ

ん。 この製品を販売する場合、販売者はその国の言語に訳された取扱

説明書を添付しなければなりません。

耐用年数

注意: 以下にあげるような極めて異例な状況においては、1回の使用

で損傷が生じ、その後使用不可能になる場合があります: 化学薬品と

の接触、鋭利な角との接触、極端な高/低温下での使用や保管、大きな

墜落や過荷重等 

ペツル製品の耐用年数は以下の通りです: プラスチック製品、繊維製

品は最長で製造日から10年。 金属製品には特に設けていません。 

ただし、下に記された“廃棄基準”の内一つ以上に該当する場合や、技

術や基準の進歩を反映した新しい器具との併用に適さないと判断され

る場合は直ちに廃棄してください。 

実際の耐用年数は様々な要因によって決まります。例: 製品を使用す

る環境、使用の頻度、状況、ユーザーの能力、保存やメンテナンスの

状況等

製品に損傷や劣化がないか定期的に点検して

ください。

安全のため、使用前、使用中の点検に加え、専門家による綿密な点検を

少なくとも12ヶ月ごとに行う必要があります。 綿密な点検は少なくとも

12ヶ月ごとに行う必要がありますが、 必要な頻度は、使用の頻度と程

度、目的により異なります。 また、各PPEユーザーが用具の使用履歴を

把握できるようにするため、各ユーザーが専用の用具を持ち、未使用の

状態から管理することをお勧めします。 用具をよりよく管理するため、製

品ごとに点検記録をとることをお勧めします。 点検記録に含める内容: 

用具の種類、モデル、製造者または販売元の名前と連絡先、製造番号、

識別番号、製造年、購入日、初めて使用した時の日付、ユーザー名、その

他の関連情報(例:メンテナンス、使用頻度、定期点検の履歴、点検日、コ

メント、点検者の名前と署名、次回点検予定日) 詳しい点検記録の見本

はwww.petzl.com/ppeを参照ください。

廃棄基準

以下のいずれかに該当する製品は以後使用しないでください: 

- 使用前、使用中の点検、または定期点検において使用不可と判断さ

れた 

- 大きな墜落を止めた場合や、非常に大きな荷重がかかった 

- 完全な使用履歴が分からない 

- プラスチック製品または繊維製品で、製造日から10年以上経過した 

- 製品の状態に疑問がある 

使用しなくなった製品は、以後使用されることを避けるため廃棄して

ください。

新しい技術および器具の発達

製品が、システムの中での使用に適さないと判断され、実際の耐用期間

が過ぎる前に廃棄される場合の理由は様々です。 例: 関連する基準、規

格、法律の変更、新しい技術の発達、他の器具との併用に適しない等

改造と修理

ペツルによって認められた場合を除き、製品の改造および修理を禁じま

す。 製品の機能を損ねる危険性があります。

持ち運びと保管

紫外線、湿気、化学薬品等から保護するため、ハーネスは付属の袋もし

くはその他のケース等に収納して保管してください。

保証

この製品には、原材料及び製造過程における欠陥に対し3年の保証

期間が設けられています。 ただし以下の場合は保証の対象外としま

す: 通常の磨耗、酸化、改造や改変、不適切な保管方法、メンテナンス

の不足、事故または過失による損傷、不適切または誤った使用方法に

よる故障。 

ペツル及びペツル総輸入販売元である株式会社アルテリアは、製品の

使用から生じた直接的、間接的、偶発的結果またはその他のいかなる

損害に対し、一切の責任を負いかねます。

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